東京〜現実歪曲フィールド界隈

東京で外資系企業の営業で働く人

執筆ノート〜1 書き始めてからの3週間

ブログを開設したきっかけ

2026年1月15日、
このブログを開設し、投稿を始めました。
正確に言えば、ブログを書くこと自体は何度目かの「再開」になります。

きっかけは、年末年始のまとまった休みのあいだに、AIと壁打ちをしていた時間でした。
取り留めもなく考えを投げかけ、返ってきた言葉にまた反応する。
その往復を繰り返すうちに、「これは自分が読みたい本だな」と思えるアイデアが、次第に形を持ちはじめました。

気がつけば、新年を迎えてからほどなく、出版社に企画書を送っていました。
序章、第一章、そして第六章。
まだ途中でありながらも、全体像だけはどうしても書き切っておきたかったのだと思います。

せっかくそこまで書いたのだから、この内容を閉じたままにせず、まずは公開してみよう。
できることなら、書籍という形にまで辿り着きたい。
そんな少し欲張りな願いを抱きながら、ブログという形で、できるだけ毎日投稿を続けることにしました。

結果として、15日間、連続で記事を公開しました。

書き直すだけのはずが

序章、第一章、中心となる第五章の原稿は用意済みでした。
ですから、少しだけ整形して投稿するだけだと正直に言えば甘く見ていました。
そして、時間稼ぎをしている間に、第二章から第四章までを書けばいいと、考えていたのです。

ただ、一度書いた文章は、書いた瞬間に完成するわけではありません。
読み返すたびに、 「もう少し分かりやすくできるのではないか」
「この例は本当に読者に伝わるだろうか」
と、次々に気になる点が浮かんできます。
書くことよりも、むしろ書き直すことの方が、ずっと重たい作業なのだと、あらためて実感しました。

そうした試行錯誤を重ねるうちに、心のどこかで、この作業が簡単なものではないことを、はっきりと自覚するようになりました。

そして迎えた、1月の最終週。
営業の仕事は、月の初めと終わりに負荷が集中します。
1月の最終週は、例外なく、十分な余裕を確保できない日が続きました。

第三章の基本構成自体は、すでに出来上がっています。 それでも、その第1回目を書き出そうとしたところで、思った以上に筆が止まりました。

参照図書の呪縛

理由はいくつかありますが、ひとつ大きかったのは、「このまま書き進めてよいのだろうか」という迷いでした。
参照すべき文献は本当に押さえ切れているのか。
過去に読んだ本を、記憶だけで扱ってしまってよいのか。
そうした逡巡が、思考のスピードを確実に落としていきました。

この「執筆ノート」では、完成した文章ではなく、こうした迷いや立ち止まりも含めて、書いていこうと思います。
何を考え、どこでつまずき、どうやって次の一文に進んだのか。
その過程自体が、この連載のもう一つの側面だと考えています。