東京〜現実歪曲フィールド界隈

東京で外資系企業の営業で働く人

第3章 Case-by-Caseであるということ

この章では、問題を「構造として捉える」ための思考法を扱う。

ロジックツリー、ピラミッドストラクチャー、TOCのクラウド。
いずれも問題解決のための強力なツールだが、万能ではない。

重要なのは、正解を素早く選ぶことではなく、いま自分が AS-IS(現状)とTO-BE(あるべき姿)のどこに立っているのか を診断し、その状況に応じて、使う道具と思考の向きを選び直すことである。

第三章では、一貫して「構造化」を軸に、トップダウン、ボトムアップ、対立構造という三つの異なる視点を行き来しながら、 Case-by-Caseで考え続けるための態度と実践を整理する。

第三章(5)Case-by-Caseであるということ

構造化ツールは、AS-ISとTO-BEを考える時に使う。その時の自分の座標を診断してツールを選ぶ。選択を間違えても思考を止めずに、選び直す柔軟性を持とう。 対象を構造化したら、次にパターン化する。再びAS-ISとTO-BEに戻り、その解像度を上げよう。

第三章(4)見える世界と見えない世界の構造化

ロジックツリーやピラミッドが「完了する構造」であるのに対し、TOCのクラウドは不安を残す「未完の構造」である。その違いを、対立の蒸発という視点から整理し、見える世界と見えない世界の構造化の本質を論じた。

第三章(3)頭の中の構造化──TOCのクラウド

TOCの思考ツール「クラウド」は、見た目では構造化されていない。だが、執筆上の葛藤を題材に使ってみると、前提を疑い、対立が成立していた理由を分解することで、思い込みを構造的に破壊する道具だと理解できた。

第三章(2)ピラミッドストラクチャー ──AS-ISからの構造化

事実やデータが多すぎて、何が問題なのか分からない。 そんな状況で威力を発揮するのが、ボトムアップのピラミッドストラクチャーだ。 混沌とした事実から構造を立ち上げ、本質的な課題を見つけるための思考法を整理する。

第三章(1)ロジックツリー──TO-BEからの逆算思考

達成すべき目標が明確なとき、実現するために何を考えればいいのか。 成功法則として語られる「逆算思考」。 そのための知的生産ツールがイシューツリーだ。 それは何か? そして、どんなときに使ってはいけないのか。